【近畿】ってどんなところ?

近畿(きんき)

大都市・大阪を核とした西日本の中心エリア。古都である京都・奈良をはじめ、多くの歴史的建造物は必見だ。日本海、太平洋それぞれに面し、山海の自然絶景も豊富。

滋賀県(しが)

琵琶湖にまつわる景勝地が豊富
内陸県だが、日本最大の湖・琵琶湖を擁し、その面積は県土の6分の1を占める。蓬莱山や比叡山など、県を取り囲むように山が連なっている。水源豊かな湖周辺の近畿盆地には古くから人が住み、戦国時代をはじめ多くの歴史の舞台となった地が残る。
主な絶景
雄大な琵琶湖を眺望する展望スポットが各地に点在する。湖畔を間近に望むほか、高い標高から湖全体を見下ろすなど、多彩な景観を楽しみたい。また、現存12天守である国宝・彦根城や賤ヶ岳など、戦国時代の歴史史跡も多く残る。

京都府(きょうと)

風雅な寺社と自然に癒される
平安京が置かれてから明治に至るまでおよそ1100年、日本文化の中心をなした。県域は北西から南西方向に細長く延びており、南部の京都盆地、中央部・北部の丹波高地、丹後山地に大別される。日本海に面した丹後半島沿岸にはリアス海岸が広がる。
主な絶景
歴史ある寺社仏閣や趣ある古都の街並みは、どこを切り取っても絵になる。季節ごとに見られる情景が異なるので何度訪れても楽しい。日本海側には天橋立や伊根の舟屋など、風光明媚な景色が広がる。

大阪府(おおさか)

都市景観が多彩な西日本最大都市
西側は大阪湾に面しており、ほかの三方を北摂、生駒、金剛・和泉葛城の山々が囲んでいる。山間部から大阪湾へは淀川、大和川、石川が流れ込む。都市機能が集中する中心部にはビル群が立ち並ぶ一方で、郊外には住宅地や農地などが広がる。
主な絶景
ビル群の高層階から都市部の景色を楽しめ、郊外から夜景としてビル群を満喫するのもおすすめ。整備された都市公園は花の鑑賞スポットとして人気の場所も多く、足を延ばせば紅葉や滝の名所もある。

兵庫県(ひょうご)

スケールが大きな絶景が広がる
県土を東西に縦走する中国山地によって、日本海側と太平洋側に大別される。淡路島や家島諸島などの瀬戸内の島々も県域に含まれ、その多様な気候と風土から「日本の縮図」とも評されている。摂津(神戸・阪神)、播磨、但馬、丹波、淡路の5つに区分される。
主な絶景
山海から離島まで、多様な風土が織りなす自然風景は実に多彩で、城崎温泉などの温泉街や、神戸の異国情緒あふれる街並みなども展開する。世界遺産の姫路城や天空の城として知られる竹田城跡も必見。

奈良県(なら)

世界遺産と国宝の宝庫
近畿地方の中央部に位置する内陸県。地形・地質上では吉野川に沿って走る中央構造線によって、近畿の屋根とよばれる南部山地(吉野山地)と北部低地に分かれる。県北部の奈良盆地は飛鳥・奈良時代に政治・文化の中心として栄えた。
主な絶景
1つの都道府県で3つの世界遺産をもつのは日本最多。また、国宝、重要文化財の数もそれぞれ全国3位と文化遺産が豊富に揃う。吉野山をはじめとした山地には、渓谷がつくり出す絶景が広がる。

和歌山県(わかやま)

山海の雄大な景観が楽しめる
紀伊半島の南西部を占め、面積の大部分が紀伊山脈を中核とする標高1000mの山岳地帯からなる。霊山山脈から発生した熊野川、紀の川、日高川などの河川が半島を取り巻く海へと注ぐ。海岸線にはリアス海岸が広がり、串本町にある潮岬は本州最南端。
主な絶景
山岳地帯には高野山や熊野古道などの心洗われるパワースポットが点在するほか、渓谷美も楽しめる。山地を取り囲むように広がる海岸線沿いでは、白良浜のビーチ、日本のエーゲ海と称される白崎海岸、迫力ある橋杭岩の奇岩群など、多彩な景観が見られる。


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