沖縄(おきなわ)
一年を通じて青い海と緑豊かな木々が見られ、本土とは一線を画す安らぎが感じられる。かつて琉球王国として繁栄を極めた島には、独自の伝統も宿っている。
沖縄諸島・大東諸島(おきなわしょとう・だいとうしょとう)
琉球王国を偲ぶ、県の中心地
県庁所在地の那覇市がある、沖縄県で最も大きな島。ヤンバルとよばれる森林が広がる北部、米軍施設の多い中部、都市圏の南部に分かれる。中南部では15世紀半ばから約450年にわたり琉球王国が繁栄。首里城がその栄華を今に伝えている。
主な絶景
北部から南部まで、島の西側にエメラルドグリーンの海が広がるビーチが多い。夕日が美しいスポットも多く、なかでも象の鼻を思わせる万座毛は定番の場所として知られる。首里城をはじめ、今帰仁城跡や勝連城跡では沖縄の歴史にふれることができる。
宮古列島(みやこれっとう)
紺碧の海に囲まれたサンゴの島
中心地である宮古島をはじめ、主に8つの島からなる。島々はサンゴが隆起してできたもので、沖縄本島からは南西に約300km離れている。そのため文化や方言は本島とも八重山とも異なり独特。
主な絶景
宮古島の与那覇前浜ビーチなど、各島が美しい白浜を有している。また、東平安名崎から望む海のパノラマも見事。宮古島から離島へは3つの大橋が架かっており、どの景観もすばらしい。
八重山列島(やえやまれっとう)
穏やかな沖縄の原風景に出合う
沖縄本島から南西約400kmに位置する、大小32の島々。玄関口の石垣島から、竹富島や西表島など各島にフェリーが運航している。経済の中心である本島から離れており、昔ながらの風景が各地に。国の天然記念物である希少な動植物も豊富。
主な絶景
石垣島では小島が浮かぶ川平湾や大海原を一望する玉取崎展望台が有名。西表島ではピナイサーラの滝など野趣あふれる光景が見られる。また、サンゴのかけらでできたバラス島も有名
コメント